エッセイ 韓国語辞書のはなし

      2018/06/19

果てない冒険の棚!!
ああー幸せ。

韓国語の辞書を探しに行った話

韓国語の文法書を一通り終えたわたしは、辞書が欲しくなっていた。
アプリの辞書は試せない上に4000円もする。
真剣に取り組むなら紙の辞書の方がいいと考えて、夫を伴い、近所の本屋さんに繰り出した。


「あんまりないね…」
これが正直な感想であった。
外国語の棚のうち、韓国語のゾーンは狭いし辞書も3種類くらいしかなかった。
そのうちのひとつ、キティちゃんの柄のものがあってそこそこ中身も見やすかった。

うーん。
でも、わたしには
「もっと多くから吟味したい」
という気持ちがふつふつと湧いてきた。
そこで、わがままを言って遠くの大きな本屋さんに付き合ってもらうことにした。

そこは4階分まるまる本屋というところで、わたしのお気に入りだ。
韓国語のゾーンへ向かって、わたしは息を飲んだ。

ずらっと天井まで伸びた本棚2つくらいがすべて韓国語。
辞書も10種類くらいあった。

この感覚が人に伝わるかわからないが、語学オタクには本が充実していることはたまらないのだ。
これだけまだまだ学ぶことがある。
これだけまだまだ知らないことがある。

なんだろう、水泳が好きな人の目の前に、すごく広大で青々と美しいプールがあるような気分なのだ。

語学という水の中を泳ぎ回るんだという高揚感に包まれるのだ。

わざと、すごく難しい本を広げてみたりすると、ゾクゾクする。
いつかこれを読めるようになるんだ、と考えると本当に恍惚とする。

夫はそんなわたしを微笑ましく見ていた。

肝心の辞書だが、すべて開いて使い心地を確認した結果、近所の本屋にもあったキティちゃんのが一番見やすいことが判明した。
まあ、多くの辞書と比べて見ないと良さが確認できなかったのだから仕方ない。

しかし、大きな辞書は全くと言っていいほどおいてなかった。
すべてポケットサイズ。
大きな辞書は買う人が減っているのかもしれない。

かくして、辞書を手に入れたわたしは、また韓国語の世界にどっぷり飛び込もうとしているのだった。

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